本「僕は君たちに武器を配りたい」の読書録
Published at: 2022/12/16
資本主義社会における仕事のしかたを6つの類型/それぞれの説明をした上で、これからの社会において、この先生きのこるには、そのうちの4つの類型を仕事とするべきである、という旨の本。
分類は以下の通り:
- トレーダー
- 物を運んで価格差で利益を上げる
- エキスパート
- 何かの領域に詳しくなり、その知識 / 技能を活かして稼ぐ
- マーケター
- これまで売れていなかった価値・事業機会を発見・創出し、それを売って稼ぐ
- イノベーター
- イノベーションを起こしてその製品を売る
- リーダー
- 組織を動かす役割
- 投資家
- 新しい事業への投資
これらの類型のうち、情報化・グローバル化が進むにともなって、価値がなくなっていく、つまり儲からなくなっていく類型が2つある、と著者は主張する。
- トレーダー: グローバル流通網により、即座に地域差がなくなっていく。
- エキスパート: 知識がインターネットから無料で得られるようになり、陳腐化のスピードが上がったことにより。
なので、それ以外の4類型の働き方を目指していきましょう、という話。
Tags: 仕事事業
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